2024年12月31日

日本の未来は労働者の約4割という非正規労働者をどれだけ減らせるか、にかかっていると思います。

大晦日ではありますが。
来年以降のこの国が良くなることを願って。
 国民民主党ができた当時から玉木さんの言うことはピントがずれてるなあ、と思っていたんですが、先日の新聞の元民主党参院議員の峰崎直樹さんへのインタビュー記事でその理由がわかりました。
 「手取りを増やす」という主張が若い世代に支持されている背景に「雇用の劣化」があります。 
 労働者の約4割が非正規労働者というこの国ですから。 
 ただ一時的には手取りが増えるように見えるかもしれないけど、税金や社会保険料は、社会保障や教育の財源であり、これを減らして喜ぶのは高額所得者です。
 国による所得再分配が弱くなれば、庶民がさらに苦しみます。将来世代の負担も増やすことになります。
 近年、経済界の人たちが賃金引き上げを提起しています。 
 非正規労働者などの低賃金を続けていては、資本主義が持続できないことに経営者が気づいています。 
 政府がするべきことは、減税ではなく、労働者がまっとうな賃金を得られるようにすることです。
 「手取りを増やす」ということは、減税の恩恵をより多く受ける富裕層の貯蓄が増える、という結果になるだけです。 
 日本の未来は労働者の約4割という非正規労働者をどれだけ減らせるか、にかかっていると思います。
posted by maruta at 12:51| Comment(0) | 日記
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