2021年06月15日

気ままにエッセイ 38 「会社法」と「MBA」

気ままにエッセイ 38
「会社法」と「MBA」
 私は平成18年に株式会社の設立が「取締役1名以上」「資本金1円以上」でできるという「会社法」が施行されたとき、登記費用の約20万円さえあれば、誰でも株式会社の設立ができ、結果「安易な設立と倒産が増えるのではないか。」ということを危惧していました。
 自動車の運転ですら免許がいるのに、従業員などの命を預かる会社経営者になるのに免許も資格も、研修すら全く要らないのです。税務も会計もわからない、労働基準法も読んだことない、保険・年金の仕組みもわからない、経営戦略もマーケティングも考えたことない、そんな経営者がどんどん起業するわけです。
 当時私は、それなら日本にもMBA(経営学修士)のようなものをもっと普及させるべきだと考えました。雇用とは、納税とは、利益とは、をちゃんと意識して経営ができる経営者を国として育てるべきだと。そんなわけで、まずは私自身が大学院に通ったわけです。
 元伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎氏がアメリカに転勤になって、とあるビジネスマンの自宅に招かれたときに、その部屋に専門書が山積みだったそうです。多くのアメリカのビジネスマンがそのようです。丹羽氏は「これは負けられない。」と思い、それから必死に独学に励まれます。今でも日本のビジネスマンや経営者は、間違いなくアメリカの人々に負けてるでしょう。あなたの自宅に専門書はありますか?
 本当に簡単に社長になれるようになった今、このあたりの「経営とは?リーダーシップとは?企業の社会的責任とは?」といったようなところを創業社長1年生の方々に学んでいただく制度を作るべきだと思っています。
 日本経済そして国民の幸せは、政治でも行政でもない中小企業経営者たちの『気概』にかかっていると確信している私の想いです。
 これは私が最近はまっているブラックチョコです。
チョコ.JPG
posted by maruta at 20:10| Comment(0) | 日記
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