2021年01月11日

真の純粋な人権感覚

昨日は、積雪のため一日自宅にいました。それで、一昨年の12月に「博多座」の舞台に端役で出させていただいた『五島崩れ』の原作を改めて読みました。
流石に芥川賞作家の森禮子さんの原作だけあって凄い小説ですね。
明治初期の隠れキリシタン拷問という史実に、ミツと慶馬というフィクションを挿入することで、当時の人々の心理描写が緻密に描かれています。特に慶馬の人となりに惹かれますね。
こういう文学が、人間の野性の血を少しずつ浄化していくんだなあ、と感じました。今、日本人が世界で一番信用されているのは、日本人がこういう日本文学に親しんできた成果なんでしょうね。
未だ観ていなかったこの舞台のDVDも観ます。
また機会があったら、こういう名作の舞台に出させていただきたいですね。稽古通いで大学院の単位は落としてしましましたが・・・。
法律学も経営学も外国語もいいけど、文学も捨てがたいなあ。
私たち人間は、憲法を学ぶ以上に、文学に触れることによって真の純粋な人権感覚というものが培われるのだと思います。
そして歴史を学ぶことで、私たちの祖先の血と泪と苦悩があって今の私たちの平穏な暮らしがあるのだと、私たちを謙虚な心にしてくれます。
五島崩れ.JPG
posted by maruta at 19:55| Comment(0) | 日記
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