プロフィール

丸田幸一(まるた こういち) 1962年生まれ

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経営学気ままにエッセイ 77 『経営者としての成功なくして、司法書士としての成功なし』

私の司法書士時代の口癖です。
司法書士であると同時に経営者でなければなりません。「経営の勉強」をしないといけません。MBAは取らないまでも、さまざまな「経営本」は引退するまで読み続けなければなりません。
例えば、買掛金の支払いが遅い経営者は請求書の発送も遅い。
これは私が感じている傾向です。
そういう会社はキャッシュフローが悪くなり資金繰りに困り始めます。
逆にどこよりも支払いが早い経営者は、相手の信用が爆上がりで会社は発展します。
そんな経営者は請求書の発送も速いです。仕事の完了と同時に請求書を発送します。売掛金の入金を待つ時間をなくして、すぐに次の仕事に集中します。
私は司法書士時代、支払いと請求をとにかく早くやりました。それが「仕事が早い経営者だ!」という印象を与えるからです。
そして、「この経営者は帳簿上の売上・利益ではなく、ちゃんとキャッシュを重視してるから取引先として安心だ。」という信用に繋がります。
売上→請求→支払いの繰り返しのスパンを短くすると、必然的に仕事のスパンも短くなり、従業員も残業も増やさずに売り上げを増やすことができます。仕事全体のスピードが上がる、つまり仕事の生産性が上がるからです。
如何ですか!?経営者自身が、ヒト・モノ・カネ・情報といった「経営の勉強」をし続けることが最高最大の経営戦略であるとご理解いただけましたでしょうか!?
1か月に1冊も本を読まない日本人が6割に増えてるそうですが、まさかそんな経営者はいませんよねショッキング
社長って何だ!.JPG
posted by maruta at 21:14| Comment(0) | 日記