プロフィール

丸田幸一(まるた こういち) 1962年生まれ

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2022年12月21日

経営学 気ままにエッセイ 62 「職業の社会的信頼をより高めて次の世代に引き継ぐ」

経営学 気ままにエッセイ 62
「職業の社会的信頼をより高めて次の世代に引き継ぐ」
明治5年、佐賀藩の江藤新平が新政府の初代司法卿として定めた「司法職務定制」に証書人・代書人・代言人というものがあります。今の公証人・司法書士・弁護士の前身です。
というわけで、今年司法書士制度も150周年を迎えたわけです。30年前に私が司法書士になって感じたことは、司法書士の社会的信頼が非常に高いということでした。依頼者の皆様が、ほんとに信頼して権利書や印鑑証明書と言った重要書類を初対面の司法書士に事前に預けていただけるのです。
それは、120年間の先輩司法書士が培ってこられた信頼の賜物であり、私は当時その信頼を貶めることなく真摯に執務をしなければ、と思いました。
それと同時に、より一層その信頼を高めて次の世代に引き継がなければ、とも思いました。そのためには、日々の独学、未知の業務へのチャレンジ、自分自身の人間力の醸成などに必死に取り組む必要がありました。
そして30年後、何とかその役割を果たすことができたのではないか、と思っています。私が好きな江藤新平にもちゃんと報告できますね。
20年以上務めた司法書士会の役員や、何百回の研修会講師、市民セミナーや法律コラムや市民法律教室、巡回法律相談の立ち上げ、そして、司法書士が苦手としている「本人訴訟支援」業務や「成年後見人」「債権回収」「債務整理」などなど、思い出せばきりがないです。
 私の司法書士会の登録番号は917でしたが、まさに悔いのない司法書士人生でした。
 ですが、全ては過去のこと、人生はまだまだこれからです。再び次なる事業に必死に取り組みます。
posted by maruta at 15:33| Comment(0) | 日記

ずっと健康でありますように

「もっと社会の役に立つ仕事がしたい」という想いで脱サラして司法書士事務所を開業して自分なりに30年間納得のいく仕事ができました。
体力的に60代で司法書士プレーヤーはきついと判断し、今年引退しましたが、人生80年一度きりだと思うと、「若い体力でもう一度第一線で長く社会貢献することはできないんだな〜」と残念な気持ちになります。
今後の体力の範囲で、できうる社会貢献をするしかありませんが、あと何年できるかは未知数です。
現役人生に悔いがないだけでも幸せかもしれませんが、これから健康管理・体力作りに勤しんで、できる限り長く世の中のお役に立つことができたら幸いです。
ずっと健康でありますように
posted by maruta at 15:31| Comment(0) | 日記